うら〜うらっ う〜ら〜や〜ま〜

たしかに昨日は睡眠1時間半だったけども、そして寝たのは4時すぎだったけども、いくらなんでも起きたら14時ってひどいw ああもうGロッソに行く事もないんだなと思ったら、一気に気がゆるんで体調を崩しかねない勢いです。私の中で、ひとつの作品が終わってからのあっちゃんの更新を読むと、終わってしまったのだという事を強く実感するのでまだぬる〜んとしております。ぬる〜ん。(だら〜ん、でも可。) 振り返ってみようと思ったけど振り返りきれず。なので以下、今までほとんど触れていなかった橋本伊作以外の方について思ったことをぽつぽつ。

赤壁と新吉

ミュんたまオリジナルキャラクターで、赤壁は6年生の前にたちはだかる強大な敵。そんな赤壁を演じていた末野さんのアクションは本当にかっこよかったです。回し蹴りのキレは半端ないです。勝つ殺陣をするから、強く見えるのではなく、アクションそのものがとても凄いので、出てくるたびに「あ 出てきた……!」という気持ちになってました。最後のけま先輩とのアクションとの対比も凄かった。クールで鉄壁だった赤壁が過去の自分と6年生を重ねて語るシーンも淡々とした中に熱さがあって、すごく人間味を感じました。ミュんたまの中で歌の部分を担っていたのが穴太だとしたら、シリアスな現実的部分を担っていたのが赤壁と新吉だったのかなと思います。最後、覚悟を決めて赤壁に背を向け、そして赤壁と決裂した後の、新吉のシーンはセリフもないシーンだったけれど、そのたたずまいだけで新吉の心の奥が伝わってきて、なんともいえないやるせなさを感じました。あのシーン大好きでした。ただ毎回照明落ちるのがちょっと早い気がしてそれだけ残念。きっと、それを、忍者にはこういう事があるのだ!と強く認識させたいのではなく、これもまた現実なのだと思わせるだけで良かったという認識なのだろうなと思いました。でも本当、新吉のラストは素晴らしかったです。末野さんがカーテンコールで仰っていたけれど、いつか赤壁と新吉がアニメなどに出るのが実現したらいいですよね。むしろ私はミュんたまをアニメ化したものを観てみたいなと思いました。

小平太

いっつも元気いっぱいで、ピリピリしたムードを明るく元気に変えていたのが小平太だったと思います。細かい事は気にしない! だからこそ、赤壁との戦いに敗れ、悔しさ虚しさを全身で表現する小平太にはぐっときました。苦無を使いこなすのは大変だっただろうなと思ったので、最後千秋楽のバトルシーンで見事に苦無さばきが決まった時は自分の事のように嬉しかったです。小平太だけに限らず、今回みんな武器の扱いには苦労したのだろうなと思います。毎回、祈るような気持ちでそれぞれのバトルシーンを観ていました。

仙蔵

あっちゃんも書いていたけれど、みんなの中心でひっぱっていくリーダー。常に真剣。だからこそ面白くなるセリフがいくつもあって、くそ真面目な仙蔵がいとおしかったです。どの動き観ても、ちゃんと繋がっているから、面白かったし入り込めたのかなと思いました。だからこそ予備ならあるぞと飢渇丸を持ってきた仙蔵が面白かった。冷静だけど必死っていう仙蔵が好き。

長次

もしかしたらよく悪くも一番ミュんたま仕様だったのが長次だったのではないかとw 原作はかなり無口らしい長次ですがなんだかんだよく喋っていたし、こんなにもお茶目なのかな原作は。だけど、終演後の客席でよく聞こえたのは 長次可愛いww 長次面白いww だったので、結果愛される長次だったのかなと思いました。私も長次大好き。不器用だったり、どんくさかったりしたけれど、殺陣もかっこよかったし、何より、上鶴くんは声がいいなと思いました。

文次郎

これ昨日も書いたけど、文次郎の声と歌声のギャップが凄いのが印象的だったのですが、声を似せる為に喉を何度も潰していたなんて、衝撃でした。原作ファンの方からしたら文次郎の声はどうだったのかな〜。いつもパワフルでいつだって全力でギンギンに忍者していた文次郎、ここで特にふれる事はなかったけれど、文次郎の熱さ大好きでした。

留三郎

戦う事にムキになってみんなの気持ちを受け取りきれなかった留三郎が、みんなの気持ちや1年生達の結束に触れ成長していく姿を演じきるのはとても難しかったのではないかと思ったのですが、何故ならば、そこまで戦うことに固執する留三郎の気持ちを理解するのが一番難しかったからです。子供っぽくムキになれば、もっとわかりやすかったのかも知れないけれど、そんな単純ではないのだと思わせるからこそ余計、そこまでなのか…と思ったんですよね。それを理解するのがちと私には難しかったのかなと。ムキになっているけど大人に見えたというか。ドクタケ眼鏡のくだりとか面白くて茶目っけたっぷりで面白かったし、文次郎とおにぎりで言い合っているところとか、子供みたいで可愛かった。いろんな一面がたくさんみられたのが留三郎だったのかなと思います。

1年生

本当可愛かった〜。Aキャストは本当に1年生!って感じで可愛かったし、BキャストはAよりもちょっとお兄さんが多かったから、セリフの言い回し変えてあったり、よりメリハリをつけて演じていて良かったと思う。Aしんべえの可愛さは異常ww ぽやぽやした喋り方だから余計可愛くってね。ばばあは毎回1年生の1曲目からちょっと泣いてましたw きらきらの笑顔が眩しかったのさ。

くのたま

個人的にはおシゲちゃんがもう可愛くって可愛くって仕方なかったけど、できるくのいち、ユキちゃんのたたずまいは女ながらになんかかっこよかったし、トモミの声も大好きでした。今回、私のような原作を知らない人達のための重要なポジションを担っていたくのたまちゃん達、とても可愛らしくわかりやすく、忍たまの世界を私達に説明してくれました。後説も途中から始まり、最後はくのたまちゃんのそれを聞くまでは帰れない!とまで思わせてくれました。毎回ちょっと違ったこと言っていて、そんなくのたまちゃん達のサービス精神も嬉しかったな〜。声優さん達だから声がとっても綺麗だったし、1年生の歌を支え、そして、伊作の飢渇丸クッキングに愛らしい花を添え、そして彼女達が歌ってくれたからこそ、伊作は 合いの手ポジションという非常に萌え苦しい具合になったのだと思います。歌いながら踊るくのたまちゃん達もすっごく可愛かった〜。

学園長

7年生のくだりで、いつもそれぞれアドリブしているみんなに突っ込んでくれてて、この学園長と6年生のやりとりとっても大好きでした。伊作は 頭抱えていたら、「どうした伊作、頭痛くなるほど嬉しいのか〜?」なんてね。長次は、怒ってるんだか笑ってんだかわかりずらいなwとか言われてましたw そうそうこの時の仙蔵の失神は最後には体1枚の板みたいにふら〜〜って綺麗に倒れるようになってましたw 早くそれが観たくて、文次郎早く仙蔵の隣に戻って!と思ったりww 学園長の「がんばれ 6年生!」という一言に学園長の6年生への愛情を強く感じて大好きでした。

穴太

もうね、今公演中、何度鼻歌に登場したことか。あなた〜〜〜〜 わたしは あ〜〜〜〜〜な〜た〜〜〜〜 。いつかのカテコで振り付けを教えるという素敵なプレゼントをしてくださったそうで、それを観られなかったのは本当悔しいw いつも素敵な歌声を聴かせてくれた穴太。前の方にいると本人の声が直で聞こえてくるほどの凄い声量でさすがだなあと思ってました。悪役だけどどこか憎めない穴太。お子様忍者〜〜からの迫力ある歌声は本当にかっこよかったです。

八方斎

暗転してはけている時まで、のったのた杖ついて歩いていてそこまで役作りと思っていたのですが、日に日に歩き方が変わっていく様を観て、あれは八方斎ではなく、ご本人が足を痛めていたのかと気づきましたw あの最後、どんでん返しくらったあとの、な〜?な〜?? やっぱりこうなるんだよのな〜??が面白かったです。

ドクタケ

彼らこそ回数を重ねるごとにどんどん好きになっていった方達だと思います。豊さんは特にww よく考えればバトルシーン、土井先生、6年生、さらに1年生、くのたまと立て続けでやるわけですが、それをわずか7人で対応しているって本当凄いなと思います。さすがとしかいいようがない。移動も大変だし何より体力!! 6年生の殺陣とアクションを表からそして裏から支え作り上げてくださったドクタケの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。ドクタケ最高!!

スタッフさん

今回Gロッソという特殊なステージ。あれと似た稽古場ってそうそうないと思うし、演じる方も何度場あたりしても足りないと思ったのではないかと思いますが、音響さん照明さん小道具さんも大変だったのだろうなあと思いました。それは日に日に変わっていく照明や効果音、音量バランスなどで強く感じていました。キャストスタッフ一丸となって、という言葉がすっごくしっくりきました。最高のステージを作ってくれたスタッフさん最高! そして宣伝担当の方もまめにツイッター更新されたり、ブログでカーテンコールのレポを上げてくださったり、少しでもこちらに伝えてようと動いてくださって、すごく嬉しかったです。こうしてたくさんの方の手によって創りあげられたミュージカル忍たま乱太郎、素晴らしかったです。みなさんお疲れ様でした!!