プレステージに愛をこめて

行ってきました、千本桜ホーーーーーーーーーーーーール! プレステージでしか行く用がないので毎回ちょっとどちどち→駅につく→そうだ、ここ曲がったらすぐだ!というパターンも恒例となって参りました。とりあえず未来(来年7月)の自分(4回公演を予定しているらしい)にむけて、ひとこと。「西口出て日高やの角を右に曲がったらピンクのお店が見えるよ!」ブログって便利〜〜!(ばかたりっ)
さて。本題ですが。
本当にプレステージはいい劇団だ、とこれまた定型文みたいに前回と同じような言葉しか出ないのだけど、今回もまた、プレステージという暑っ苦しい素材をより熱く少し小奇麗に見せてくれる最高の脚本と演出がついたのだなあと(偉そうに)思いました。暑っ苦しい男が18人も集まり「劇団」として活動する上での、プレステージらしさって何? 売りって何? それを「これが俺ららしさだよな」「そうだよな」「こういう感じでいいんだよな」「うんうん」などと、小さくかたまってひそひそやるような、ちっちぇー集団などではなかったみたいです。うん、知ってたけどな!
「芝居は好きかー!」「俺たちはどこへ進むんだー!」「俺たちの明日はどっちだー!」「でも芝居は好きだー!」「行くぞー!」「後ろはないぞー!道は前にしかないんだ!!」「うぉおおおおおおおおおおおおお!」
そんな感じです。(ざっくり) 
大関さんの演出作品を観るのは2度目なんですが*1大関さんらしい手法が彼らにひとつ華を添えてくれたようなそんな感じもうけました。ホンもホンだけど、大関さんはきたがわさんの想いもくんで、きっちり形にしてくれたんだと思う。こういう風に彼らと接する、彼らと仕事する二人を私はとても素敵だと思うし、最高だぜ!と思います。こういうプレステージを観たかった!ってひと、きっと沢山いると思うの。今日は声(フォントサイズ)を大にしていいたい!

あやこだいしてる!(敬称略)(本日2度目)


こういうプレステージが観たかったときたがわさん自身が強く思い、そして書きあげた作品であり、きたがわさんが彼らに大いに求め、期待しているからこそ生まれた作品であると私は思いました。きたがわさん自身、とても熱くて限界超えても、まだまだー!なにくそー!ってふんばる方、だと私は思ってるのだけど、そんなきたがわさんの熱さとプレステージの熱さを、柔らかく繋ぎ合わせて、ぺったんぺったん捏ね上げてくれたのが大関さんなんだなあと思いました。受け止めて放つ。そんな役割。出会いは財産、というけれど、北川亜矢子×大関真×劇団プレステージという素晴らしい掛け算が、彼ら自身にそして私達に与えてくれたものは計り知れないと思う。


ゼツボー荘を観る予定のない方へ


劇団プレステージは好きですか?

だったらぜひ、劇場に足を運んでください。

*1:じい★ドロ