あつしエントとタカエント

行ってきたよ千秋楽! すっぴんで!(…) 
起きたら家を出る15分前でなにがどうなってんだかさっぱりわからなかったんだけど、着席後数十秒で開演という超ギリギリながらも、最初から観ることができました。まじで目覚まし時計買わないとな…。アイマスクで安眠できすぎちゃうんだろうか…。まあいいや、ダメ人間のダメエピソードとかね、いらないよね。

本題ですけども、
あの、ザ・善人面でおなじみの橋本くんがチンピラ役ですのよ、奥さん。
あの、街中で変なひとに話しかけられやすい、ザ・丸顔の橋本くんが。
チンピラ。
チンタラじゃないよ、キンピラでもないよ、チンピラだよ? (しつこい)
人々が持つ893やチンピラのイメージをどう表現するのかものっすごい興味あったんですけど、これがまたいい塩梅に狂気を含んだチンピラクレイジー野郎になっていて、あっちゃんもG2さんもすげー!と思いました。冷酷さと神経質なのをうまく混ぜてあるんですよね、芝居のひとつひとつに。小さな動きのひとつひとつが重なって、キャラクターが創り上げられていて、あっちゃんやり甲斐あったんだろうなあと思わずにいられませんでした。
ぶん殴ったり、蹴っ飛ばしたりする姿がどうしても華麗になってしまうあっちゃんの体がわたしは大好きです!(元気よく)
ただ、あれね、今井さんのせいで、でこwほんとに光ってるww となってしまったのが申し訳なかったっす。
わたし、G2さんてどんだけ奇をてらった演出方法なんじゃろかと勝手に思ってたんですけど、そういう部類の方じゃないんですね。感情の引き出し方が上手、というか見せ方が凄いというか。それでいて世界観を一発でこっちに見せ付けちゃう凄さに感動。メリハリの効いた演出だったので、ずしんと悲しみ苦しみが伝わってきて、サトエリの熱演に目頭熱くなりました。本当凄かった。独特といえば、セリフとかちょっと変なんですよ。やたら「○○じゃないですか」を連発するシーンがあるんですけど、サトエリが。あねご(@日テレ)だったら怒られちゃうでしょこんな日本語。*1 だけど、その言葉遣いにちゃんと意味があって、それを酌んだ芝居が出来ていて、そして私達の胸に響いてくるという、ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ? G2マジック? みたいな。凄く面白かった。でも、なんかひっかかるセリフいくつかあったから、きっと演出が凄いんだろうなあと勝手に結論w 奇をてらってるわけではないけど、空間の使い方とセットが独特で無駄のない感じも面白かったです。
そうそう、それで、凄いなと思ったのが、タカヒコね。タカちゃんは演出家の指示に忠実な男なのだという事を、外部舞台に出ているタカヒコの芝居を観て、初めて知りました。上手いひとに演出してもらうと、タカちゃんの本当の上手さが凄く引き立つのね。あれ、タカちゃんここまで上手かったっけ?と思ってしまったくらい。コミカルもシリアスもどっちも上手なタカちゃんの良さが遺憾なく発揮された作品だったように思いました。あっちゃんはタカちゃんと火花バチバチやってほしいわ本当。タカちゃん、次はタカヤ△の作品に出てくれたら絶対観にいくのになー。タカちゃんの無駄遣いにならないような良い演出家さんとお仕事できますようにって影ながら祈っております。本当心の中で何度叫んだか。

タカやばい!!!

(情熱的に〆)



<追記>
※今日は折込の中に、DHEの木村プロデューサーから、キャスト、スタッフを代表して
震災へのメッセージが印刷されたプリントが入っていました。
ぶっちゃけ、DHEには金の亡者ってイメージしかないけれど(ぶっちゃけすぎだぞ)
私もエンタメのチカラを信じてます。
千秋楽楽しかったです、本当に。5回?6回ぐらいあったよアンコール。
サトエリの涙も忘れん。あっちゃんの笑顔もタカの笑顔も、場内の「和樹」コールもw

*1:懐かしいネタ失礼w